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徒然な視点

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by yoshiaki sato

ばりぼー

 4日にバレーボールワールドカップが開幕して、久しぶりに大女たちの勝負を見ている。
このところ毎シリーズごとに若手の選手が頭角を現わして輝くので、今回も楽しみだった。
180cm以上の体でジャンプと着地を繰り返えせば、膝や足首にかかる負担は半端なものではないだろう。怪我に泣く長身選手が多いのもうなずける。170cm代の選手でも手の高さが3mを越えるようなジャンプを繰り返すわけだから、やはり脚部へのダメージは相当のものだろう。
だからシューズの性能が重要になり、ポジションに合わせたモデルがいくつも開発されて、トップ選手のものはメーカーが実戦データをもとにアジャストするらしい。
データといえば・・・
バレーボールはイタリアで開発された"data volley"というwindowsソフトを使用して、アナリストが実戦中もデータ管理をしている。アリーナ席に対戦する両国のパソコンシステムが並んでいて、せっせとデータ入力をするシーンが見られる。
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日本のシステムは、そのアナリストから真鍋監督が持つipadにデータ送信をして、"volley pad"というアプリで表示しているらしい。
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その昔、アメリカンフットボールを見ていて、監督がモトローラのインカムをしている姿がカッコイイと思ったものだが、情報伝達が進化する時流を考えれば監督がパソコンを持つようになったのも当然の成り行きだろう。
そのうち、バレーボールの監督もインカムで各選手のイヤーモニターに指令を送るようになるのだろうか。F1のようにアナウンサーが「チームラジオです」なんて言って、監督と選手の会話が流れたりして・・・
今はコンピューターでデータ管理をして人間が指令を出しているが、ソフトが進化すればコンピューターが指令を出すようになるのだろうか。今でさえ、攻撃パターンを入力すれば、無数の動画データの中から条件に合致した動画を再生してくれるようだから、不可能なことではないだろう。
そうなると、コンピューターが出した指令通りに動ける選手が重要になってくる。
結局はコンピュターを内蔵した選手(ロボットじゃん)が、6人で戦ったりして・・・
そうなったらもうスポーツじゃなくて、ただのゲームだな。(笑
コンピューターの役割はデータ収集の手段に限定されるべきだろうな・・・
F1はクルマの操作もコンピューターに任せている範疇が大きいけど、人間がハンドルのボタンと格闘しながらも運転しているからレースになるわけで。
でも、リベロのように各チーム1体ずつのロボットがコートに入ることを認めるなんてことは、そのうちあるかもな・・・
by grid303 | 2011-11-06 13:06 | Sports