土管の親父

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降ったりやんだりが続いていて、低気圧が苦手な身としては、腰痛と肩凝りと関節痛が止まらない。
土管の親父がありがたい。
フィンランドハーブの香りが痛みを和らげ癒してくれる。おすすめの一本。
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# by grid303 | 2006-05-30 15:43 | Relax | Comments(0)

再会

 旧友のIと12年ぶりに会い、終電ぎりぎりまで楽しい酒を呑んだ。
先ごろ誘いを受けて参加できなかった同窓会の話を聞いた。
みんな会いたい顔ぶればかりだった。
仕事なんぞしている場合ではなかったとしきりに反省してしまった。
会いたかったよ。みんな……。

中学校の同級生で職人になっていたTと小学校の同級生でよくいっしょに遊んだ
OY子が亡くなったことをIから聞いた。
人の一生はたかだか20~30年の違いでみんな間違いなくあの世にいくわけ
だから、クールにかまえているつもりだったが、一人で家路につくと、やりきれない
気持ちに包まれた。

小学校6年生のある日、IやOYと4人でボーリングに行った時に流れていた南沙織の
「17才」、高校生の時にT達とマージャンをした時に聞いていたビリー・ジョエルの
「ストレンジャー」……。
もうこの2曲は永遠に君たちのものです。

ちょっと先に逝った二人とも本当にいいやつだった。

合掌。

みんなに会いたいな。会おうね、きっと。

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# by grid303 | 2006-05-27 03:26 | Relax | Comments(0)

深夜の家路

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新メニューの一言にひかれてついリンガーハットへ。
太めん皿うどん。美味しゅうございました。
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# by grid303 | 2006-05-27 02:20 | Foods | Comments(0)

目覚めれば怪獣

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眩しくしてごめんね。
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# by grid303 | 2006-05-23 10:18 | Relax | Comments(0)

チャングム3


 しつこいと思われるかもしれませんが、締めくくっておかなければと思い、
またまたチャングムネタです。

 レンタル店を徘徊し、54話まで見終わった後にどうしたかと言うと、第3話を
見ていなかったことが気がかりでDVDの「1」を借りてきた。

1話と2話はインターネットで見たので、韓国語に字幕だった。これがなかなか
よかったので、DVDも日本語バージョンで見た後に韓国語と字幕で見てみた。
前に、外国のドラマはオリジナル言語に字幕で放映すべきだが、このドラマは
日本語バージョンがいいできだと書いた。でも、原語で見ると、やはり役者の口
から実際にでている言葉だけにリアリティがあり、感情の伝わり方が数段違う。

DVDの字幕は多分NHKの制作で、日本語の台詞とほぼ同じ内容だけれど
も、インターネットで見たバージョンとは字幕の内容が少し違う。特に身分の
表現がでてくる場面では、変な気の使い方をしていてストレートな訳になって
いない。
例えば、「奴婢に落とされても生き抜いて!」が
「身分を落とされても生き抜いて!」になっていたりする。
これでは、その時代の社会事情がはっきりと伝わらない。
このドラマは時代劇だから、その時代の社会事情や文化がバックグラウンドに
あるわけで、その辺の設定をぼかすことはマイナス要素だと思う。
まさか、差別的表現として同和問題に関係するような話じゃないだろうし。

 結局、もう一度レンタル店を徘徊し、54話まで原語&字幕で見てしまった。
(!!!!!!!)
この物語はチャングムという偉大な女性の半生を描いているのだが、1話と
2話を見ると、そもそも目茶苦茶不運な男(父親)の話がベースにあることが
わかる。これは、そう意識して見ると相当可笑しい。

 ここからすこーしネタバレです。

 ドラマは宮廷の優秀な武官である父親が、弓矢で競い合いをしている
シーンから始まる。
父親も相手も百発百中だ。的の真中に刺さっている矢をとりに行き、抜こうと
すると、父親の矢は的に刺さった部分からポロッと折れて地面に落ちる。
(すごーく不吉な予感……。)

間もなく、父親のいる部隊に先の妃を毒殺せよとの王命が下る。
王朝が代われば、前王朝の関係者は全員根絶やしにするのが、中世までの
中国や朝鮮(というか日本以外の国の多く)では普通だったから、次期の王に
なるかもしれない人間の母を殺すということは、将来、国賊として処刑される
ことが十分考えられる。
宮廷から追い出されていた元妃のところに向かう途中、わざと馬から落ちて
怪我をするどうしようもない隊長……。
同僚は怖くなって酒を飲んでいるし……。
処刑する約は父親のところにまわってくる。
元妃は恨みの言葉を残し、自分で毒薬を飲み、死んでゆく。

その夜、父親は昼間の恐ろしい情景を忘れるために酒を飲み、家路の途中、
竹林の中で怨念に襲われて逃げ惑ううちに穴に落ち、意識をなくしてしまう。
気がつくと岩穴の中で横たわっていた。大きな岩の上には髭の長い老師が
机の前に座り何かを書いている。
そして、お前は哀れなやつだと、いきなり言われる。

「おまえの人生には三人の女が大きく関っている。一人目の女は、おまえに
殺されるが死なない。二人目の女はおまえに助けられるが、おまえによって
死ぬ。三人目の女はおまえを殺すが、多く人間を救うだろう。」

「しかも、哀れなのは、一人目の女にはすでに出会ってしまっていることだ。」

「えっー!女に殺される!」父親は怖くなり、老師にたずねる。

「老師様、三人目の女に会わないためにはどうしたらいいのでしょうか!」

「それは二人目の女に出会わないことだ。」

「では二人目の女に出会わないためには……」

老師は口をつぐんだまま、筆をサラサラと走らせ、三枚の半紙をフワーッと
投げてよこした。
それぞれ「妗」「順」「好」と書いてある。そして老師は消えてしまう。

寺の坊主に助けられた父親は、三枚の半紙を見せて老師の言葉の意味を
尋ねる。
坊主は、一枚目は「女に今」、二枚目は「川に頭」、三枚目は「女に子供」と
いう意味ではないかと話す。
「今日会った女」……、父親は、一人目の女とは元妃のことだと感づくのだった。
そして月日は流れ……。

と、こんな具合にドラマは展開してゆく。
イ・ヨンエが登場するのは5話からで、それまでは子役が演じている。
なかなかいい表情をする子で、「イエー」という返事が可愛くて印象的だった。
「イエー」といういのは多分目上の人に対して「はい」という返事をする言葉だと
思うが、イ・ヨンエの「イエー」も凄くいい。ぞくぞくするくらいいい。

チェ・ジウやユ・ホジュンの韓国語もとても優しい響きにひかれた。
もともと韓国語が好きな言語というわけではないし、意味がわかるわけでも
ないから、表情や声質、響きが好きだという上っ面の話だけど、強い口調が
多い韓国語が優しく聞こえたので、すーっと自然にドラマに入っていった。
やはり外国ドラマは原語バージョンを必ずチエックしないといけません。

 イ・ヨンエという人は、上品な声質をしている。
優しい上に上品で、なんだかちょっと弱さがあってチャーミングな声だ。
昔からFEMALE VOICEのああだこうだっていうのが好きで、音楽も
ほとんど女性VOCALしか聴かないから、声に惹かれる女性に出会えると
嬉しい。
しかし、韓国の女優には、好きな声の持ち主が多い。なぜなのだろう?
ユン・ソナの声も魅力があるし。
「aitai」のCDは声が聞きたくて買ってしまった。ウィスパーとミドルトーンの
張りがなかなかいい線いっている。
この謎はまたの機会に解き明かしてみたい……。

ちなみに日本の女優で一番好きな声の持ち主はなんといっても松嶋菜々子。
小西真奈美も結構いいかもしれない。

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# by grid303 | 2006-05-04 01:00 | Drama | Comments(0)

solt & oil


 最近、二組の solt & oil との出会いがあった。

 ひとつは、イタリアでソムリエになった友人からもらったもので、
DE BELLIS の FAVOLOSAというオリーブオイルと、
Salfiore di Romagna という塩2種だ。

このオリーブオイルには感動した。
エキストラヴァージンオイルとはこういうものだったのか、と納得してしまった。
プーリア州という南部の地方には、樹齢1000年をこえるオリーブの木が
あるそうで、このオイルは、その実から昨年絞られたものだという。
もちろんガーリックをローストして加熱する料理にも最高なのだが、やはり
香りが素晴らしいのでそのままパンにつけたり、野菜にかけて食べるのに
むいている。

Salfiore di Romagna という塩は、エミリアロマーニャ州のチェルビアと
いうところにある、アドリア海の塩田からとれたもので、イタリアで最古の
塩田といわれているらしい。
粒の細かい一番塩と粗いもの(二番塩になるのかな?)との2種類もらった
のだが、この一番塩が素晴らしい。
ここまで角が無い塩は初めて口にした。
いかにもミネラルたっぷりな口どけで、苦味がなくて深みがあるのだ。
料理に使うと塩味が強くならずにコクがでる。
粒の粗いほうはしょっぱさが少しシャープになっているので、煮物系や
スパゲッティをゆでる時にぴったりだ。
勧められたとおりに、トマトにこのオイルをかけ、一番塩をふり、一緒に
もらったオレガノを落とすと、うーん、イタリアーンという味わいで、何も
素材の味をじゃませず効果的に盛り上げており、ひとつの食べ物として
完成している感じがした。

 もう一組は、アマゾンハーブの販売をしている知り合いからもらったもの
で、インカインチヴァージンオイルとインカ天日塩の組み合わせだ。
このオイルはアマゾンの熱帯雨林に生息するアマゾングリーンナッツという
木の実からとれるオイルで、昨今話題のオメガ3という脂肪酸が50%も
含まれているという。
その名のとおり、グリーン系とナッツの香りが爽やかだ。加熱せずにパンに
つけたり、野菜にかけると独特の風味があって新鮮味がある。

インカ天日塩は、クスコとマチュピチュの中間あたりにあるマラスという
ところの、インカ時代に作られた塩田からとれたものだ。
なんと標高3300メートルにある塩田らしい。
太古に海だった場所らしく、アンデス山脈が形成される過程で海水が大地に
閉じ込められ、気の遠くなるような時間をかけて地中で岩塩になった。
その大地にアンデスの雪解水がにしみこんで塩水となり、マグマの熱で
塩水温泉となって地表に噴出したものを天日にあてて作るというから、
まさに地球が生み出した塩といえる。
この塩は、チェルビアの塩と非常に良く似ている。
ミネラルの成分は違うのだろうが、コク、深みともに近いものがある。
インカ天日塩のほうが、少し塩味が強く後をひき、チェルビアのほうは
どこまでもマイルドというところだろうか。

 オイルの違いは、プーリアのオイルが肉類、魚介類ともにまるく包み込んで
ひとつになるのに対し、インカインチのほうは、軽くナッツの風味をプラスする
感じで、素材の香りが残る。特に肉類は多少クセが残る。
これは必ずしもマイナス要素ではなくて、好き嫌いや素材に合わせて使い
分けることがポイントじゃないかと思う。

総評すると、どちらも素材の風味を楽しめるのだが、
ストレート&セパレーション のインカ系と
マイルド&コンビネーション のイタリアものという感じかな……。


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          中央は普段使っているディチェコのオリーブオイル


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          左が一番塩
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# by grid303 | 2006-04-17 18:18 | Foods | Comments(1)

チャングム 2


 その後、結局どっぷり漬かってしまい、チャングム一色の1週間を過ごす
ことになった。

 1枚に3話ずつ収録されているDVDを見だすと、もう止まらない。
次が見たくてどうしようもない。もっとこの世界にいたいと思わせる。
だけど人気があるのでなかなか空いていないのだ。
ぶつぶつ言いながら家の周囲にある3軒のレンタル店を一日に何回も
回りだす生活が始まってしまった。

 一日に3枚借りてきて、9時間見っぱなしになる。
(ありゃー、また朝になってしまった。)頭の中では、エンディングテーマの
『オナラ』がずーっとかかっている。
もうこうなると病気だ。韓国ドラマは本当に危ない。
しかし、過去にここまで入り込ませるドラマがあっただろうか……。
凄い。なんだ、この魅力は!
全54話を一気に見てしまった。
連続ドラマを見終わる時の寂しさはなんとも言えないものがあるからと、
少しゆっくり楽しもうと考える余裕などまったくなく、
(次が見たい、もっと見たい、ずーっと見ていたい……)
という熱病に犯されて、寝る時間さえ忘れた。

 脚本家と音楽プロデューサーは女性の若手スタッフなのだが、なんと
言ってもこの二人が素晴しい。それと役者の力の入った演技。
韓国からハリウッド進出する映画関係者は、今後増えていくのではないか
と思う。

脚本の魅力を挙げてみると、
前半は唐辛子が中心になる前の韓国食文化、後半は東洋医学という「道」を
進みながら精進する話なので、まず、「勉強になる」的な要素がある。
なんだかとてもためになったような気になる。
一瞬の喜びの後には打首寸前までいってしまうというような、極端な山と谷の
繰り返しが続くので、ハラハラドキドキが半端ではない。
権力闘争の中にある正義と悪の設定、両側のキャラクター設定、様々な
事情が絡んで複雑になる事象設定が絶妙。
しっかりとラブロマンスが物語の伏線をはっている。
主にこんなことが挙げられるのだが、もうひうとつ、日本人として見る隣の
外国の文化や習慣の違いが面白かった。
こういう場面ではどう判断するのだろう?
このキャラクターをどうもっていくのだろう?
日本のドラマだったらこうなるだろうというところで、違う展開をしていくところが
面白い。

 中国から伝わった「儒教」は、徳川家康に利用され、「孝」より「忠」が大事だ
とされた日本と違い、やはり王様に対する「忠」より親に対する「孝」を大事に
する個人があり、本来の大系が残っているものだ。
外国から伝来したすべての思想が「和」の上に形成されることになった日本
は、なんでも吸収して独自のものにアレンジしてしまう国になった。
そういう意味で、日本における「和」という思想に値するものが、韓国の「ハン」
になると思う。

 「和」は本来、祟りや怨霊が鎮まった状態をさす言葉であったようだが、
「輪」や「環」というような、みんな仲良く、争いは避けて、という意味合いでも
古来から使われていた。「人の和を守るためには過去の過ちも水に流して
忘れろ」と教えるこの思想は、現代、日本人のキーポイントになっている
ような気がする。


かたや、韓国の「ハン」は漢字をあてると「恨」ということになり、簡単に言うと
すれば、自分が受けた不当な事実を決して忘れずに持ち続けてエネルギー
にするという思想であるから、見事に日本とは違うが、やはり世界における
韓国人の位置を左右するキーポイントになっている。

古来から交流を重ねてきた隣の国なのに、正反対と言ってもいいほど思想が
違うのだ。
世界規模で考えると、どちらも嫌われる。
少し悪い言い方をすれば、「話し合いばかり繰り返して結論を出さず、なんでも
曖昧にして責任をとらない日本人」と「なんでも自分勝手な解釈で過去にあった
ことを根に持ち、醜いかたちでやり返してしまう韓国人」ということになるの
だろう。
世界中の人々と交流する時には、日本人も韓国人も、古来より脈々と
息づいていて知らない間にも自分の中にある「和」や「ハン」をコントロール
しなくてはいけないことに早く気づくべきだ。
反日だとか、嫌韓だとか言っている場合じゃない。
いいかげんにそこを脱出して上からものを見ないと、前向きなことを考えている
人達には邪魔でしょうがない。

 ドラマの話に戻るが、後半はチャングムが両親や師匠の無念を晴らす復讐
ストーリーになっていく。
医術を学ぼうとした時に師匠から「憎しみをもって針を持つことは許されない」
と言われ、試験に落とされかかるシーンがあり、チャングムは復讐と医術の間
で悩み続ける。
「食」に関しては、前半で「人間の口に入るものを、決して権力の道具にしては
ならない。」というひとつの結論があったが、どう収拾をつけるのだろうかと
思いながら見ていた。
医術を極めることと復讐を達成すること、どちらが欠けてもドラマは成立
しない。
長い時間をかけて苦しみを乗り越え奇跡的に宮中に戻り、仇の医務を担当
する時がやってくる。
針を打つシーンでは死のツボに針先が向くが、チャングムには死の針を打つ
ことはできない。

ストーリーは「医術は人を生かすためのもの」という大前提を押し通す。
奴婢に身分を落とされたチャングムが宮中に戻って復讐をするためには
医女になるのが唯一の方法であるから、医術を利用して宮中には戻るが
復讐に医術を使うことはない、という至極当たり前の設定でかわしている
間に、強大な悪の勢力は内部分裂をはじめ一気に消滅する、という展開も
なかなか興味深かった。
少しだけ、「ハン」というものがわかったような気がした。

 DVDを全編見た中で一点だけ納得のいかない時代考証があった。
チャングムがチェジュドへ流された時にでてくる「倭寇」だ。
いかにも戦国武将と足軽のような風体で、どこか抜けていて刀の使い方も
おかしい。
いや、そんなことよりも、16世紀の倭寇は「後期倭寇」と呼ばれ、その
ほとんどが日本人ではなく、大陸及び半島の人間達で構成されていたことは、
現代では定説と言ってもいいはずだ。
もっとも、日本人を装っていたのだとすると風体に関してはあれでいいのかも
知れない。
半島の人間が演じているわけだし、見方によっては少し変なところを含めて
そのものかも知れない。是非、時代考証担当者の意見を聞いてみたい。

 今までNHKの韓国ドラマを見ていると、原語の字幕で見たほうが絶対に
楽しめるのではないかと思っていたのだが、チャングムの日本語音声は
非常によくできていた。
DVDで原語・字幕でも見てみたのだが、日本語音声バージョンで伝わって
いない要素というのはないのではないかと思えるくらい秀悦じゃないだろうか。
日本語を聞いていてとても自然にドラマに入り込むことができる。

それと音楽。相当いい。
時代劇だからといって古典一色ではなく、オーケストレーション、テクノと
いった幅の広いアレン
ジとゆったりとしたメロディで見事な効果をあげている。
54話を見終った時に、アマゾンでOSTをゲット。明日届くはず。これはこれで
かなり楽しめそうだ。

 この一週間でチャングムを見終えて感じることは、なんだか先週までよりも
気持ちがゆったりしていることだ。
たっぷり54時間楽しめて、感動してリフレッシュできて研究にもなる。(笑
そんなTVドラマ、今までにあったでしょうか!

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# by grid303 | 2006-04-07 19:01 | Drama | Comments(0)

チャングム


 またまた韓国ドラマに入り込んでしまった。
NHK総合で昨年末から再放送が始まった「チャングムの誓い」は面白い。

2004年に韓国で平均視聴率47%、最高視聴率57.8%というWBCの
決勝戦でもかなわない記録を打ち立てたという話は聞いていたが、ちょっと
予告を見た時に
「あー、韓国の時代劇か。」
と思い、三国志のような歴史物語を勝手に想像して
「これは係りじゃないな。」
と決め付けていた。

しかし、2月の中旬になんとなくチャンネルを合わせるとちょうど始まった
ところで、JSAのイ・ヨンエが印象的だったこともあり、一回見てみようかと
いう気になり、一話見てみると、続きを見てみたくなった。
翌週の金曜日は昼間から楽しみになっていて、2回目を見終わった時には
すでにファンになっていた。

なんとかサングンだのスラッカンだのわけのわからない言葉が連発して
いたが、二週目には大方意味がわかるようになっていた。
「わかりやすい」というのが大ヒットドラマに共通するひとつの条件だ。

いやー、面白い。
なんと言っても脚本がいいし、キャスティングも絶妙。悪役はちゃんと
悪役の顔をしている。
正義チームと悪チームの戦いがシーソーのように揺れ動く。
ぎりぎりのところで正義が勝ちを取り戻す。
料理というエンターテイメントと儒教が絡み合って、日本人にはとても
わかりやすい理屈で締めくくられる。
淡いラブロマンスも絡められていて感情移入が自然にできるように
仕上がっている。

見始めたのが15話くらいだったので、これははやり最初から見ないと
面白さが半減するだろうと思い、TSUTAYAに行くと、DVDもVHSも
数セット用意されていた。

DVDは3話ずつ収録されているので、4本借りると二日間びっちり
チャングムの世界を楽しめた。
1500年代前半というから日本では戦国時代にあたる。李氏朝鮮の
11代王、中宗の時代に下層の身分から王の主治医までに出世した
チャングムという女性の物語なのだが、歴史文献があまり残っていない
韓国においては数少ない歴史上の偉大な人物らしい。
数十年前にいわゆるハングルは生まれていたが、明の中華思想に
よって否定されていた時代なので、画面に出てくる文字は漢字が
多いのが面白い。これも日本人にとってはわかりやすい。
DVDをよく見ると、照明がバレバレになっているシーンがあったりして、
韓国ドラマにありがちな作りの粗さもあるが、セットや衣装などは文献が
少なくて考証が難しいいところをうまく作りこんでいるのではないかと
思えた。

先週、第21話が終わった。
もう、こうなったら先をDVDで見ようと思ったのだが、何回TSUTAUYAに
行っても全部貸し出し中なので、毎週、長い時間をかけて楽しむのも悪く
ないかと考え直した。
しかし、4月からは、毎週土曜の23時15分からに放送時間が変更になる
とのこと。
それじゃ、「恋のから騒ぎ」とかさなってしまうじゃないか!
(あの番組にでている女の子たちが結構好きなのだ)
やっぱりDVDで見よう。
はやく返してくれないかな。借りてる人……。

チャングムが助かったり、勝ったりするとなんとも言えない充実感が
込み上げてくるんだなあ。



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# by grid303 | 2006-03-28 23:39 | Drama | Comments(0)

オリンピックアイドル


 1972年、小学校6年生の冬、日本で始めて冬季オリンピックが開催
された。
トワ・エ・モアの『虹と雪のバラード』が日本中に流れていた。

68年にフランスのグルノーブルで行われた第10回大会の記録映画
『白い恋人たち』のテーマ曲は、中学一年の時に映画を見て感動し、
シングルを買いに近所のレコード店に走った。
それこそ擦り切れるほど聴いたものだった。B面の、『脱走山脈』の
テーマは、希望あふれる旋律が印象的で、甘いワルツと絶品の
カップリングだった。
当時、フランシス・レイのサウンドトラックはオリジナル以外にも、
ポール・モーリア、パーシー・フェイス、マントヴァーニといった数々の
ポップオーケストラが、個性あるアレンジでカバーしていた。オリジナルに
負けない曲もたくさんあったように思う。

『虹と雪のバラード』も負けずに素晴らしい曲だった。
時代感たっぷりで感動的で、アジアに始めてやってきた冬季オリンピック
という、国民的、というより地球規模での感動を見事に高めてくれた。
何年か前に深夜のNHKで流れているのを耳にして聴き入ってしまった。
こんなバラードがテーマ曲だなんて、なんて素晴らしいオリンピック
なんだろう、と感激した。

あのオリンピックのジャネット・リンを見るまで、フィギュアスケートという
競技を意識したことはなかったように思う。
テレビの画面に現れたキュートな銀盤の妖精に、世界中が酔いしれた。
新しいアイドルの誕生だった。

そして34年……。
第20回大会「2006 TORINO」が終り、荒川静香という、おそらく日本人
初の冬季オリンピックアイドルが生まれた。
久々に綺麗なものに感動したような気がした。美しかった……。
今まで見たどの荒川静香よりも綺麗で輝いていた。
最高の演技と言っても反論する人はいないだろう。
音楽、衣装、メイク、構成、冷静さ、それらすべてが完璧に近いレベルで
融合していた。
そして国境をこえた感動。
そこまでいかないとオリピックチャンピオンにはなれないということだ。

特に彼女が、「運命めいたものを感じた」と語っていた音楽は、イタリア人
の心に訴えたものが大きかったんじゃないかと思う。
歌劇が最高潮に達するところに演技の頂点をもってくる自然な流れ。
あくまでも華麗に柔らかく。完全にオーディエンスを見方につけていた。
今大会はとくに転倒する選手が続出していたので、演技中は息を呑む
ような緊張感があった。
4分間の緊張から解き放たれるフィニッシュで、オーディエンスの感動は
一気に弾ける。
そしてなによりも彼女が良かったのは、表彰式やインタビューを通して
涙を見せなかったことだ。
いい。人間ができている。姿勢ができている。涙で感動を誘う必要がない。
アイドルとしても100点。24才には見えないけど。

日本のフィギュア界で、もう一人世界的なアイドルになれる素質をもって
いるのは、安藤美姫だと思っている。
だから強くなれる道を見つけて欲しい。がんばれ!やめるな!
可愛そうだけど浅田真央じゃないんだなあ……。

宇多田じゃなくて倉木麻衣なんだなあ……。
と言っていたこの自分のアイドル判断基準は何かというと、それは答え
られない。
見て聴いて感じるものであって、説明はできない。
言葉にしたくない部分かもしれない。


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# by grid303 | 2006-03-03 01:45 | Sports | Comments(0)

露天風呂


 週に2~3回は風呂屋に行く。
持病の腰痛を和らげる目的もあるが、パソコン仕事で疲れた時や気分転換
には最高のリフレッシュメントになる。昼間、ちょっと時間が空いた時にフラッ
と行ったり、遅めに起きた日は目覚ましウォーミングアップに行ったりもする。

武蔵小杉にあるT健康ランドは銭湯と同じ値段で入れるので、なかなか
コストパフォーマンスが高い。
サウナや飲食施設を利用する場合は追加料金がかかるのだが、サウナは
好きではないし、クルマで行くことがほとんどで風呂上りにビールを一杯と
いうわけにはいかず、飲食施設も使わないから「銭湯コース」400円で
ちょうどいい。
手ぶらで行っても「タオルセット」100円をプラスすればよい。

もっとも、ここの飲食はなかなかのもので、以前は風呂上りに2階の食事処
によってのんびりしていたこともあった。
割烹的なメニューから定食ものまで幅広く用意されており、腕のいい料理人
の影があった。
食事処の奥は宴会場になっているらしい。
「らしい」というのは入ったことがないからなのだが、T子(かみさん)に聞いた
のだ。
初めて彼女を連れていった時、風呂をでたら上の食事処で待合せしようと
いうことにしていた。
風呂からあがり食事処にいくとまだ彼女は来ていなかったので、生ビール
を飲みながら待っていた。

一杯目を飲み終わる。いいかげん遅い。

ふと頭の中をひとつの光景がよぎった。
彼女はカラオケ好きなのだ。奥に宴会場があることは知っていたので、
歌っているのか?
と一瞬思ったが、食事処で待合せしたのだから、まさかそんなことは
あるまい。
宴会場に行くのはこの食事処の前を通らなければ行けないのだから、
ここがわからないはずはない。
しかし、O型の典型ともいえる人間に対しては、詰めが甘かった。
思えば知り合ってから待合せで会えなかったことが何回あっただろう
か……。

2杯目の生ビールを飲み終わる頃、T子はレモンサワーのグラスと
ピーナッツの小皿を持って
事処に入ってきた。すでに2曲歌ってとなりのおじさんにピーナッツを
もらったと言う。
なぜ、ここを通り過ぎて宴会場に入っていってしまうのだろか?などと
いうことをいちいち考えていたらうちの家庭は成り立たないので、
「歌えてよかったね」
と笑って食事をした。

浴場の中はブクブクとジェットのマッサージ風呂、ラドン温泉、褐色の
天然温泉、カレーのにおいがする薬湯、打たせ湯、サウナに水風呂と
いった構成になっている。
中でもラドン温泉が好きで、石にかこまれた空間にミストが満ちていて、
ゆっくりストレッチをするには最適の温度になっている。
洗い場は20席ほどあり、狙い目は3席だけある固定ハンドルでシャワーが
出せる席だ。
それ以外の席は、というかデフォルトでは、一回ハンドルを押すと15秒く
らいでシャワーが止まるようになっている。
シャンプーをしているとこれが面倒くさい。
固定ハンドルになっているところは、ハンドル部分を付け替えたものだと思う。

ここは、そんなに綺麗でもなく、何箇所も「イレズミお断り」などと表示して
いるのに立派な彫物をしょったおやじがいたりして、まがりなりにも上品とは
いえない空間だが、品川区の商店街で育った身としては、そういう雑多な
ところも結構落ち着く。
混んでいることは少ない。
それと、なんといっても銭湯と同じ値段で入ることができるというのが魅力だ。
しかも毎日早朝から午前2時までやっている。

もうひとつよく行くのが、自宅から一番近い銭湯の「A湯」だ。自転車で5分
というところだろうか。
ここは典型的な銭湯スタイルを守っているところで、さすがに番台はフロント
に様変わりしているが、脱衣場から一歩浴場に足を踏み入れると、天井の
高い空間に桶とタイルが当たる音が「コーン」と心地よく響いている。
破風とか宮型とかいわれるこの手の建築物は今となっては貴重になって
きた。
天井が高いということはいかに気持ちのいいものかということを実感できる。

子供の頃は歩いて5分以内の場所にに3軒も4軒も風呂屋があり、どこも
天井の高い宮型の大きな建物だった。「A湯」はその頃の風呂屋と比べると、
洗い場の数も面積も半分ほどだと思うが、浴場の正面に浴槽があり、
そのバックには大きなペンキ絵があるという典型的な銭湯の配置を守って
いる。
ここのペンキ絵は富士山ではなく、どう見てもヨーロッパのアルプスの
風景だ。
珍しいなと思い、調べてみると、1960年代に日本隊がマナスル登頂に
成功成した際に流行ったとのことだ。
ペンキ絵の職人は関東に5人しか残っていないらしい。
数年前、大阪の新世界で今となっては珍しい映画館のペンキ絵看板を
見たことを思い出す。

ここもサウナと水風呂があるのだが、なんと言っても露天風呂が1年を
通して気持ちいい。
サッシのドアを開けて外に出ると、2間四方のスペースに1間四方の
湯船がある。地面と湯船、四方の壁は1間半くらいの高さまで手の
込んだ石の乱貼りになっており、その上はかなりの高さまでプラの
竹垣風パネルが貼られている。
このパネルがよくできていて、割った竹を並べたデザインにところどころ
黒い麻紐風の紐がばってんに結ばれ、竹垣をうまく再現している。
湯船につかり体を伸ばして頭を石の上に乗せると、竹垣パネルのおかげ
で空だけが見える。
余計なものが視界に入ってこないようになっている。
夏の昼間に真っ青な空を眺めていると、はるか上空をジェット旅客機が
飛んでいくのが小さく見えたり、秋の星空に流星を見つけたりと、のんびり
とした時間を過ごすことができる空間になっている。
ここの湯は温泉ではないけれど、日代わりでラベンダーやローズなどの
薬湯が楽しめる。

浴場の中の湯船は、やはりブクブクやジェットのマッサージ風呂になって
いる。この湯船も体を伸ばして上を見ると、高い天井がなんとも気持ちいい。
白に近い薄いブルーと縁取りが少し濃ブルーにペイントされた木材の
天井は、センターの高い部分で4間ほどあるだろうか。
男湯と女湯を足すと間口7間、奥行き4間ほどの柱のない空間がある
わけだ。
新しい建物ではないので、ところどころペイントが剥がれてしまっている
ところもあるのだが、いつも掃除が行き届いていて綺麗なので、色あせた
古さを感じさせない。
こじんまりしていて、いい風呂屋だ。

風呂上りはポカリスウェットかアセロラジュースを飲むことが多い。夏、
自転車で行った時には缶ビールも気持ちいいのだが、つい焼き鳥屋
なんぞに寄りたくなってしまうから注意が必要なのだ。(笑
子供の頃は、牛乳類かラムネと相場がきまっていた。
本当はコーヒー牛乳が飲みたいのに、眠れなくなるのでもっぱら
フルーツ牛乳かパンピーにしていたような気がする。
パンピーのように四角いビンに入っていたメープル牛乳という飲み物が
あったが、いつのまにか見なくなった。
フルーツ牛乳に味が似ていたような記憶がある。
あれはどういう飲み物だったのだろうか。
昭和の飲み物だなあ……。

b0024261_2272697.jpg

いつも入っている露天より面積もせまいし、造りも多少違うので、多分女湯のもの。
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# by grid303 | 2006-02-20 02:22 | Relax | Comments(0)


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