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プラットフォーム

 旗の台の駅で池上線を待っていると、向かいのホームに生える雑草が目についた。
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池上線の駅は、大谷石や煉瓦が積み上げられた昔のままのプラットフォームが残っているところが多い。
多分、池上線が開通した大正から昭和初期のものではないだろうか。

こういうほっとする情景は残しておいて欲しいものだと思う。
1本の雑草に心を洗われる思いがした。
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by grid303 | 2010-05-24 22:03 | Relax | Comments(12)

オートバイの話(その3)

下にある(その2)を先に読んでね。

 マイティボーイはアルトの後ろ半分をぶったぎって荷台にしたような、なんちゃってピックアップだ。
へんてこなクルマだったけど、雨に濡れないし運転しながら物も食べられるし、楽しい4輪ライフを送っていた。
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1年もした頃だろうか、生活が困窮し、クルマを売るか家賃を払うかという判断に迫られ、クルマをとった。(笑
クルマでの風来坊生活も面白そうに思えたが、軽の2シーターなので車内で寝ることはできない。
3か月程、友人の家に転がり込んだり、楽器の倉庫になっていたボロアパートで楽器ケースの間に寝ているうちにやはり住むところは必要だという結論に達し、マイティボーイを売って雪谷の小さなアパートを借りた。
でも、少しすると足が欲しくなる。
どうやって買ったのかよく覚えていないけど、とにかくまたオートバイを買ったのだった。
もう、これしかない。次に乗るのはこれ、と心に決めていたRG400ガンマだ。
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中古車だったが、とても程度のよい「ウォルターウルフモデル」だった。

250ガンマに乗った時のショックはとても大きかったが、400ガンマは次元の違う面白さがあった。
スクエアフォーと言われた、ツインがタンデムになったような2ストローク4気筒エンジンは、馬力こそ規制で59馬力に抑えられていたが、4ストロークの750ccと同じかそれを上回るトルクがあり、低回転からとても使いやすいエンジンだった。
しかも、5000回転を越えると2ストロークエンジン特有のカッキ―ンという加速も持ち合わせている。
スガヤのチャンバーに交換するだけで100馬力近くまでパワーアップするなんて言われていた。

これはまたとんでもなく面白いバイクだった。
プラグの焼け具合を見るのにいちいちタンクを外さなければいけないのだが、このタンクがまた簡単に外せるようになっており、よく第三京浜のバス停でタンクを外してプラグを確認したりした。
綺麗に焼けているプラグをまた装着し、タンクを付け、キックペダルを踏み込むと、4気筒エンジンはボボボボっと低めな音でアイドリングする。
シートにまたがり、1万回転まで回してクラッチをつなぐ。
大きめなフルカウルに体をすっぽり隠し、思いっきりタンクに伏せた状態でフロントタイヤが浮く。
2速、3速とシフトアップする度にフロントが浮き上がる。
4速に入れると、もう120kmオーバー。
150kmからさらにグーンと加速していく感覚は750ccクラスと同等だ。
6速に入れると、180kmまでしかないスピードメーターは振り切ったまま加速を続ける。
200kmの速度でもカウリングの空力が効いて安定している。
当時、仕事場がウォーターフロントにあり、往復の海底トンネルはいつもフルスロットルで走り抜けていた。
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そんなある日、いつものように深夜の第三京浜でカウリングに伏せていると、後ろから怒鳴る人がいる。
「前のバイク、止まれ!おーい!止まれ!」
「止まりなさい」とか「停車しなさい」とかではない。もう熱くなって怒鳴っている感じ。
神奈川県警だった。
三つ沢で折り返し、復路のフルスロットルを始めた頃から後を付けられていたようで、多摩川の手前でやっとこっちが気付いたものだから、逃走したと思われたらしい。
日ごろからパトカーには気を付けていたのだが、この時はこっちが振り切ってしまい、距離があったのでまったく気付かなかった。
路側帯にバイクを止めてパトカーの後席に坐ると、運転していた警察官は逮捕するといきり立っている。
助手席にいた老齢の警察官が冷静だったため逮捕されずに済み、90kmオーバーで赤切符となった。
累積点もあったので、これで免許取り消し処分となり、泣く泣く愛車を売って罰金を払うことにした。

しかし、奇跡が起こった。
警視庁の聴聞会に呼ばれて事の経緯をやり取りしていると、累積点の中によくわからない違反があると言う。
それは、芝浦の海岸通りを借り物のスクーターで走っている時に、何ていうことはないスピードオーバーでパトカーに捕まり、原付の20キロオーバーで捕まえるなんてあんまりだ、と抗議をしたら車線変更禁止にしておいてやるという事になり、原点1点の処分をされた違反記録だった。
聴聞している警察官は、この違反がなければ取り消しにはならないのだが、内容を説明しろ、と言うので、ありのままの経緯を話した。
すると、結構待たされた挙句、記録がはっきりしないとかで、この違反は取り消すと言うのだ。
なんだかよくわからないうちに、結局、90日の免許停止という処分に変更になった。
(えっ!もうバイク売っちゃったじゃないの!)
まあ、とにかく良かったということで、講習を受けに行って、一月半後には免許が戻ってきた。
でも、バイクがないっての!
400ガンマを買った中古車屋を覗くと、あるじゃないですか。
本来欲しかった白黒カラーのまあまあのやつが。
この時もどうやって買えたのか不明なのだが、月賦で2台目の400ガンマを手に入れたのだった。
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28歳の秋だった。
やはり、いいバイクだった。
いい思い出をたくさん作ってくれたが、30歳を前にしてシビックを購入すると2輪車に乗る時間が減っていき、車検が切れたのでナンバーを外して駐車場に置いておいたら、ある日姿を消してしまった。

ここで15年にわたるオートバイライフは一旦幕を閉じる。
こうして振り返ってみると、20代の間に5台もオートバイを買っていた。
これじゃ、貯金なんてできるわけがないな。(笑

そして20年が過ぎ、また風にあたりたいと思うようになったわけです。
風にあたってトコトコと、山や海に行きたいわけです。



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by grid303 | 2010-05-11 14:54 | Motorcycle | Comments(20)

オートバイの話(その2)

 オートバイに乗りたい昨今なので、昔のバイクネタをひとつ。
10代の頃から乗っていたGT380が盗難にあい、途方にくれていたのが20歳の頃だった。
旅回りの仕事をしながらやっとこさ買ったのが、YAMAHAのSR250という中途半端な単気筒のちょいアメリカン。
ストレートハンドルをつけ、マフラーに穴を開けて足にしていた。
1年もすると走りが物足りなくなり、SUZUKI GSX400Fに乗り換えた。
デザインはいまいちだったけど、DOHCの4気筒は1万回転まで回すと鈴鹿8HのGSX1000を思わせる
フォーンという気持ちのいい音を聞かせてくれた。
ヨシムラの集合管が欲しかったが、新車を買ってしまったものだからそこまで金がまわらない。(笑
とてもバランスの良いオートバイで、あっちこっちへとツーリングを楽しんだ。

そしてガンマの季節がやってくる。
1983年、RG250ガンマという、当時としては考えられない市販車が発売された。
SUZUKIがアルミ溶接の職人を集め、1台ずつ溶接したオールアルミ角フレームにミシュランの専用開発タイヤ、
フルカウルの中にラバーマウントされた3000回転以下がないアルミ製タコメーター、フロントフォークに
直付けされたアルミ製セパレートハンドル等々、市販オートバイの革命ともいうべき1台だった。
セミエアサスのフロントフォークはポンプで簡単に圧の調整ができ、リアのモノサスもサイドカバー下の
ダイヤルで簡単に調整ができるという凝りよう。
このレーサーレプリカの元祖を横目で見ながらGSXに乗っていたのだが、1年後のマイナーチェンジで
我慢できなくなった。
ちょっと気にいらなかったガンダムライクなカウリングのデザインが一新され、フレームや吸気系に
手を加えた
「ハーベイカラーモデル」の発売を知ると、胸の高鳴りを抑えて予約に走った。
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素晴らしいオートバイだった。
環8を上野毛方面から来て第三京浜に入ると270度のコーナーがある。
コーナーに進入すると自分が考えている以上に車体がバンクしている。
(えっ!ここまで寝ちゃうの!?)
しかもバンク状態でアクセルコントロールやシフトアップができてしまうのだ!
外側の右足でグリップをグッと固め、右ひじでタンクを抑えながらアクセルをコントロールしてエンジンを
6000回転にキープし、カーブの出口付近でフルスロットル!
パワーバンドは9500回転までなので、小まめなシフトアップが必要になる。
フルカウルに伏せたまま、アクセルを一瞬戻してコーンコーンとシフトアップしていく。
クラッチなんか必要なし。
6速に入るとさすがにタコメーターの針は上がり方が鈍くなるが、もう170kmを越えようかというところ。
そのまま180kmで第三京浜を走り抜けた。
(おいおい、こんなバイク売っていいのか?)

デリケートな2ストロークエンジンは箱根に行くとまったく吹けなくなるので、高地ではキャブレターの
エアーを濃くしてやらなければならないし、10個のピストンが加圧する6枚のブレーキパッドやセミスリックの
ようなタイヤの交換など手間はかかるが、それがまた楽しい。
朝もやの椿ラインに2ストロークサウンドをコダマさせて走るのは、何ものにも代えがたい最高の時間だった。
(素晴らしいぜ!SUZUKIさんよ!)

面白すぎた。
面白すぎて入院した。

新宿ルイードで仕事があった日、上野毛のTさん宅に寄り、その帰り道、等々力不動方面から環8を右折した。
いつもの調子で、信号青のスタートからフルスロットル。
フルバンクして右折、側道に入り、左のガードレールぎりぎりをかわしていくのが、その交差点の走り方だ。
左足にグッと荷重ををかけ、ガードレールぎりぎりを通過しようとした時、リアタイヤがズルッとわずかに
滑った。80kmは出ていたはずだ。
砂に乗ったのだと思う。
その後はどういう状態になったのかよくわからない。
ハイサイドを起こしてガードレールに激突し、ガンマは飛んで行ったのだろう。
起き上って転がっていたバイクを取りに行き、道端まで移動させ、ガードレールをまたいで歩道に横になった
のは覚えている。
結局、そのまま動けなくなった。
楽器車が後ろから同行していたので、仲間が飛び出してきた。
「大丈夫。大丈夫。」
と言いながら、20分くらいその場で寝ていたが、体にまったく力が入らない上に呼吸ができなくなってきて
青くなり、救急車を呼んでもらった。
左の肋骨を7本11カ所骨折し、左の肺は3分の2が血液で埋まっていた。
折れた肋骨がもう少しで心臓に刺さるところだった。

でもやっぱり面白かった。
2か月の入院と2カ月のリハビリで体が動くようになると、またガンマとの日々が始まる。
完璧に修理したガンマは前にもまして軽くコントローラブルだった。
でも蜜月はなかなか長続きしない。
実家に寄った帰り、中原街道を走っていると、旗の台に差しかかったところで、左端に駐車していた白いソアラが
急発進して、こともあろうかUターンをしたのだ!
もう、目の前にソアラの右ボディー。
衝突したバイクが火花を散らして反対車線に滑っていくのを、空を飛びながら見た。
自分の体はソアラを飛び越えて道路に落ちた。
新品のヘルメットがコーンといって衝撃を吸収してくれ、ライダーパンツにブーツ、冬だったので上着も
皮のライダースジャケットを着ていたため、かすり傷で済んだ。
100%ソアラを運転していた大学生の過失。
飲酒していたのか、どうしても警察を呼ばないでくれと言うので、免許証の内容を書き写し、一筆書かせて別れた。
翌日、大学生の母親から連絡があり、フレームに傷がついたガンマを新車にしてもらうことになった。
SUZUKIに行くと、マイティボーイの新古車が45万で出ていたので、オートバイはちょっと休憩することにして
その軽自動車を買ってもらい、初めて自分の自動車を持ったのだった。
25歳の冬だった。
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ちょっと長くなりましたが、「オートバイの話(その3)」もあるんだな。これが。(笑
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by grid303 | 2010-05-11 13:14 | Motorcycle | Comments(7)

チキンオーバーライス

 月いちの日吉通院。
やっと暖かかくなった。
日吉は人口が増えたとはいえ、まだまだ空気がのんびりしていてホッとする。
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帰りに駅近辺まで来ると、新しい店ができていたのでランチにした。
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NYからYOKOHAMAに上陸したらしい「チキンオーバーライス」。
ターメリックライスにハーブチキンをのせて、アボカドやらチーズやらいろいろなソースなどをかけたもの。
「テリヤキマヨネーズ」を選び、目玉焼きをトッピングした。
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(ピンが目玉焼きにいってしまった・・・)
味はタコライスに似ていて、美味かった。

帰路にレッドバロンがあったので、オートバイを物色。
KAWASAKIのエストレヤなんか、久しぶりに乗るにはよさそうだな……と、またがってみたりして……。(笑
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今年の目標は「20年ぶりにオートバイに乗ること」にした。
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by grid303 | 2010-05-01 14:46 | Foods | Comments(0)


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