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トラ・トラ・トラ!

 BSでOAされた「トラ・トラ・トラ!」を観た。
この映画は小学生だった1970年当時、映画館にも観に行ったし、その後もテレビで何回か見ているのに
今まで何を観ていたのだろうかと思うほど新鮮な感じがあった。

CGに慣れた目で見ると実機を使用したシーンの迫力に驚く。
テキサンというアメリカの古い練習機を改造して零式艦戦や九九式艦爆を作ったとのことで、
飛行機マニアの中には、そのフォルムや部品に対して一言言いたい人も多かったようだが、
空母から発艦するシーンや超低空で編隊飛行をするシーンはぞくぞくするほどのリアリティがある。
実写フィルムではこんなに画質が良い映像はないし、戦争映画でもここまで実機を飛ばしたものは
他にはないと思うので、貴重な映像といわれるのもよくわかる。
中でも朝焼けの中を旗艦「赤城」から次々と機体が発艦するシーンは素晴らしい。

制作予算は当時の40億円くらいらしい。
40年近く前の40億円がどういう価値なのかよくわからないけれど、飛行機や船舶が登場するシーンの
リアリティを考えるととても安いように思える。
黒沢明さんが倍の予算がないとできないと言って日本側の監督を降板した話は以前から知っていたが、
予算的なことよりもストーリーや台詞に関してアメリカ側と調整がつかない部分が多かったのでは
ないだろうか。
どうも山本五十六は三船敏郎さんのイメージが強くて、山村聡さんが合わないというわけでは
ないのだが、存在が地味に感じてしまった。本人を知っているわけではないからどちらにリアリティが
あるのかはわからないけど、黒沢監督はそっくりさんを準備していたというから黒沢監督が描く
山本五十六も見てみたかった気がする。
南雲中将との対立なども一味違った人間ドラマを演出していたんじゃないだろうか。

日本公開バージョンは155分、アメリカ公開バージョンは145分と編集に違いがあるらしい。
そういえば、渥美清さんがコックかなんかの役で出演していたはずなのだが、今回見たものは
カットされていたようだ。残念。

日本側のシーンになった時には、ハリウッドの王道ともいえる、琴の音色や黒田節のようなへんてこな
音楽を聞くことができる。(笑

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by grid303 | 2006-08-26 17:44 | Drama | Comments(0)

でかすぎて

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フレームに入りきらなかったのでもう一枚。
by grid303 | 2006-08-19 18:44 | Works | Comments(0)

スカイウォーク

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キターッ! 飛鳥Ⅱ!!
でかいです。
by grid303 | 2006-08-19 18:40 | Works | Comments(0)

神風

 GYAOの「終戦記念スペシャル・忘れてはならない記憶」は見ごたえがあった。
中でも久しぶりに観たジョン・フォード指揮の「海ゆかば」には、貴重なフィルムが数多く収録されている。
初めて観た「日本百年」という映画も面白かった。明治維新以来の希少な映像を観ることができる。

毎年、この時期になると、第二次大戦時の映像をどこかで観ることができるが、一番ショッキングなのは、
やはり「神風特別攻撃隊」の映像だ。子供の頃から毎年といっていいほど見ているのに、いつも注視してしまう。
嵐のような艦上砲撃を受けながら敵艦めがけて飛行する戦闘機。
敵艦までたどり着かず、炎上しながら海上に落下してしまう機体も多い。
またひとつ、無念の命が消えていく……。

明治維新以来推し進めてきた日本の近代化は、優れた機械をいかに多く生産するかという一点に向かって
急ぎ過ぎ、本来一番大切にしなけばいけない、その機械と接することになる人間の存在というものをどこかに
置き忘れてきてしまったような気がする。
「飛行機一機で一艘の艦船を撃滅しえる」という発想は、当然ながら「小さな機械で大きな機械を壊す」ことを
念頭に置いてでてくるものだが、そこには捨てることになる命の存在感がまったくない。
戦うのは機械と機械だ、と言っているような気さえする。

太平洋戦争開戦後、1年後には零戦の優位性はなくなっていたが、なによりも優秀なパイロットが戦争初期で
ほとんど死んでしまったということが、ますます状況を悪くしていったように思う。
アメリカの戦闘機と比べて零戦が優位に立っていたのは、徹底した軽量化にともなう旋回性の良さにある。
現代のF-1においても、戦闘力を高めるためにまず行うのは徹底した軽量化だ。
すべての部品の肉厚を限界まで抑え、さらに穴を空けて肉抜きをする。もちろん材質も重要だ。
しかし、どこのチームでもあるレベル以上の設計者が同じ目的で作った機械なので、必要な部品の数や形状は
似たようなものになる。当時の戦闘機にも同じことが言え、零戦がアメリカの戦闘機と比べて部品の数が特別に
少なかったわけではない。飛行に影響のない、ほんの数点の部品が取付けられなかっただけだ。
いわゆる「安全部品」だ。零戦は軽量化のためにパイロットの命を守る部品をはずしてしまった。
有名なのは座席の背もたれ部分に取り付けられるべき鉄板だ。零戦にはこの鉄板がなかったから、後方から
機銃を打たれるとパイロットは死んでしまう。攻撃することしか考えていないのだ。
どうも日本の機械はこの発想が捨てきれていない気がする。
現代の自動車にしても、最新技術を盛り込むことや丈夫で低燃費という便利さを実現することは得意の日本車だが、
ドライバーが接する、シート、ハンドル、レバー、スイッチ、ペダルといったパーツの感触はなかなかヨーロッパ車に
並ぶものがでてこない。ドライバーが味わう感触、楽しみ、安心感などを機械の部品に盛り込むことが下手なのだ。

神風特攻隊はなんのために死んでいったのだろう。
「お国のため」「天皇陛下のため」と言われるが、実際は、「家族のため」「愛する人を守るため」であったはずだ。
薩長の人間たちが古来日本の宗教観を利用して生み出した皇国史観と、生命軽視の機械至上主義のために
たった一人で機械に乗って死ににゆく運命にあった日本人の姿だ。

戦闘体制にない対象に、大勢の市民を巻き込んで突っ込んだ9.11のテロや、宗教という名の下に殺し合いを
続ける自爆集団とは意味がまったく違うから、そこに「カミカゼ」という言葉は使ってほしくない。
特にアメリカ人は「自爆=カミカゼ」と簡単に使うが、そこにある精神性や意味はなかなか理解できないだろう。
サムライブームなどと言っても、武士が一人の人間として己の人生をしめくくることで責任をとる「切腹」という作法も
理解できないはずだ。

カミカゼ・サムライ・ゲイシャ・フジヤマ・・・
カタカナで書くと中身がなくなる。

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by grid303 | 2006-08-18 17:03 | Others | Comments(0)

次郎長放浪記

 阿佐田哲也さんの「次郎長放浪記」を読んだ。
阿佐田さんの著書は色川さんものも含めてとうにすべて読んだつもりでいたが、先月、本屋で
ふと目にとまったこの一冊は読んでいなかったことがわかり、この夏の楽しみにとってあった。
阿佐田さんの本の例にもれず、読み出すと一気に最後までいく。

「次郎長という実在した人物を題材にして自分なりのインプロビゼイションを展開できれば、と思う」
というような冒頭の宣言が、いかにもモダンjazzマニアの阿佐田さんらしく、一連の作品に見る
文体やキャラクターのクール&ドライなかっこ良さは"jazz"に通じるものであることがわかった。
解説で筑紫哲也さんが同じようなことを書いておられたが、もし、演歌が根底にあったら、もっと
ウェットな体裁になったはずであり、まったく違う世界観、というよりも当時の日本に普通に存在した
話になってしまい、そうなると面白くもなんともない文章になっていたんじゃないだろうか。
任侠ものならまだしも、博打打ちの話としては演歌的な展開は面白くない。
「愚痴っぽい無頼」なんてかっこ良く思えないし。
やっぱり、ありえないくらいに乾いてないと。スッパリ切るところは切っちゃって。
欠落しているから面白いわけだから。
阿佐田作品には「義理を通すためには命も賭ける」といった演歌的なキャラは出てこない。
「汚かろうがなんだろうが、こちとら生きていかなきゃならねえんだ。」というようなギリギリのところで
橋を渡りついで生きているキャラクターをかっこ良く作り上げる。
ドサ健も出目徳も勝負以外の部分は大欠落している人間だ。
そして負けている時のほうが多いし面白い。

大政がホンビキ好きで、例によって胴の札の流れを読むくだりが細かく描写されるが、目がでない。
結局引くに引けなくなり、家宝の槍や大小二本、着物までつっこみ、賭場でくれた半纏一枚で次郎長と
旅を続けるあたりも面白かったし、次郎長をどうアウトサイダーに持っていくか、どう欠落させるか、
というキャラクターの組上げ方も堪能できた。

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by grid303 | 2006-08-17 17:04 | Others | Comments(0)

FOLK SONGS

 NHKの第38回思い出のメロディー 「あなたの青春がここにあります」を観た。

今まで、この手の番組は対象年齢が自分よりも大分上だったので、あまり観ることはなかったのだけれど、
今時、NHKホールでのムード歌謡ライブも面白いかも…、と思い、チャンネルを合わせてみるとばっちり
ハマってしまい、最後まで観てしまった。
自分も「思い出のメロディー」が面白いと感じる年齢になったのかと微妙な想いもあったが、昭和40年代の
曲が中心になっていたので、サブタイトルに嘘はなく、本当に青春があった。(笑

電飾や階段セットといったキラキラの日本的(というかNHK的)正統派歌謡ショウの舞台セットも久々に
堪能させていただき、相変わらず安定感抜群の宮史郎の顔や、87歳の「ばたやん」の元気な姿も
楽しませていただいた。
前半は、こういった歌謡ショウ路線に秋吉久美子が始めてのステージ司会をするという、台本を作る人間と
ディレクターが少し苦労しそうな展開で進んだ。

ニュースをはさみ、後半はなんとフォーリーブスの板付から「ブルドッグ」が始まった。
あれ?いいんだっけ?と一瞬考えてしまった。(笑
NHKが寛容になったっていうことね。いいことです。
そしてフォークソングのコーナーへと進行していった。
これがなかなか良かった。
(あっ、宮川泰コーナーで佐々木功がアニメ映像をバックに歌った「宇宙戦艦ヤマト」も、もちろん良かったの
ですが。宮川泰さんの曲だったということを今日知りました。)
シモンズの「恋人もいないのに」は期待はずれ……。なつメロ番組にはありがちだが、やはり声がでていないと
聞いていてつらくなる。

今日のMVPはベッツィ&クリスの「白い色は恋人の色」だった。
クリスさんはハワイで先生をやっているとかでいなかったのだが、ベッツィさんと娘のエマが二人で
当時と変わらぬ透きとおったコーラスをライブで聞かせてくれた。
ハワイらしくフラの柔らかいアクションをとても押さえ気味に少しだけ交えて、北山修&加藤和彦の青春世界を
優しく再現してくれた。
「涙がでそうだ……」
(そう言えば、若大将がスミちゃんの前で「君といつまでも」を歌うシーンもあった。)
数年前に聞いた中澤裕子と市井紗耶香のバージョンもなかなか良かったことを思い出す。
それにしてもいい曲を作ります。

ゴダイゴの再結成ステージを見逃したのは残念だった。
"Galaxy Express 999" 聞きたかったなあ……。

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by grid303 | 2006-08-12 23:20 | Music | Comments(0)

河原のDJ

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バーベキューファミリーは、ゴミさえ持ち帰ってくれれば、害はあまりないが、発電機と
DJセットとけっこうなサイズのスピーカーを持ってきてがなりたてているバカ者たちは
うるさくて迷惑だ。(奥の方の一群)
「CLUB多摩川」ってとこか…
気持ちはわからなくもないけどねえ。あまりにもバカすぎる。
うるさいっての!
それから、まわりに人がたくさんいるのにフライのロッドを振っているバカ親父。
あぶないっての。
あーあ、人が座っている前でバカがサッカーやりだしたから帰ろう。
最後は文句になるところがオレらしい。(笑
by grid303 | 2006-08-05 15:44 | Cycling | Comments(0)

丸子橋

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そして現在の丸子橋。
昔、通った頃、干潮時になると砂利が露出していたところに、草が生えて中洲になっていた。
自然はその時間の流れがどれほどのものかということを教えてくれる。
by grid303 | 2006-08-05 15:22 | Cycling | Comments(0)

丸子の堰

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何年ぶりだろうか……
丸子の堰へ来ている。気温は35度、真夏の多摩川だ。

なんだか多摩川の水が見たくなってフラッと来てみた。
ここはかつてルアーフィッシングに入りこんだ頃、朝に夕に一年間通ったところだ。
もう15年以上も前になるだろうか。
数が釣れるところではなかったが、東京湾から遡ってくると始めての堰だから、いわゆる
汽水域というやつで、いろいろな魚に会うことができた。
この1年間に釣った魚だけでも、ブラックバス、シーバス、鯉、鮒、鮎、ニゴイ、雷魚、ボラ、さくらマス
と一カ所で釣れたとは思えないほど多種におよんだ。
水が綺麗になって魚が戻ってきたのだった。

数年前に来た時に、随分と水が綺麗になったものだと思った。川底が見えるようになり、
岸際のゴミも大分少なくなった。泳ぐやつまで現れだした。
昭和30~40年代は、生活廃水が大量に流れ込み、この堰も石鹸の泡でいっぱいだった
記憶がある。
岸際などゴミだらけで臭いもきつく、泳ぐなどということはとうてい考えられなかった。
でも、大丈夫なのかな?子供を川の中に入れて遊ばせている親御さんがた。
ちょっと綺麗になったからって水に入るというのは、いくらなんでも……。
そこまで綺麗じゃないと思うんだけど。

魚釣りをしなくなって、もう7~8年になる。自分にとって大切な時間であったはずなのに、
今はその時間をつくる努力をしていない気がする。
秋になったら再開したいな……。
by grid303 | 2006-08-05 15:13 | Cycling | Comments(0)

DREAM ON ICE 2006

 DREAM ON ICE 2006 で久しぶりに安藤美姫の笑顔に会えた。

氷上で輝いている彼女にはなんとも言えない魅力がある。
氷の上に出て曲が始まると顔が変わる。
スケートのエッジから指の先まですべてが彼女の世界に入る。
そうするとオーディエンスはふうっと引き込まれる。
点数につながるものかどうかはわからないけど、彼女の最大の魅力は独特のキュートな
ポップ感みたいなものじゃないだろうか。
パワフルなジャンプや切れのよいスピンも見たいが、なによりもキュートでハッピーな
演技と笑顔を見せてほしいと思っているファンは多いだろう。
昨シーズンの不調の後、どうなるのか心配だったが、原点に戻ってまた歩き始めた彼女を
見ることができて嬉しかった。
曲も良かった。昨シーズン、一番辛かった時に自分を勇気づけ救ってくれた曲だという
ayakaの"I believe"で今シーズンの一歩を踏み出した。いい曲だ。
pop tune とスポ根とアイドル感が滅茶苦茶気持ちのいいバランスになっていた。

なんだか、ずいぶん山や谷を越えてきたような気がする彼女だが、まだ18才なのだ。
この先、まだまだ笑顔を見せ続けてほしい。
自分らしさを追及して、見ている人を幸せにするスケーターでいつづけてください。
応援していたい。
荒川静香もそうだけど、リンクに立つと変わる人、ステージに立つと変わる人、衣装を着ると
変わる人……、そういう人間が好きだ。

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by grid303 | 2006-08-04 04:17 | Sports | Comments(0)


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