2017年 10月 09日 ( 1 )

浅間レースウェイ

日曜日、夕方に佐野でカミさんとおちあうことになったので、またETCの首都圏ツーリングプランで走ることにした。
今回は、上信越・関越・東北道コース。
上信越は碓氷軽井沢まで、関越は沼田まで、東北道は宇都宮までと、その中にある北関東道、圏央道、外環が、2日間フリーパスで2500円というプランだ。

8時半に出発して谷原から関越道。
連休の中日でほとんど渋滞している中を、一気に碓氷軽井沢まで走った。
今回のテーマは、1957年と1959に開催された「浅間火山レース」の会場となった浅間サーキットの跡地を見ること。
北軽井沢へ行くのは、20年ぶりくらいかもしれない。

「絶好の行楽日和」がタリピツの天気だから、人もクルマも多いわな。
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中軽井沢から北軽井沢へと向かう。
ほんのり色づいてきている樹木が、秋を感じさせる。
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1955年に「第1回全日本オートバイ耐久レース」が開催されたのは、群馬県側の公道だったらしい。
当初は長野県と群馬県にまたがるコースだったが、やっぱり危ないってことで、長野側の公道が使用できなくなったとのこと。北軽井沢の交差点からスタートする完全な公道レースだった。

第2回の開催を目指して当時のメーカーなど10数社が協力してつくったのが、「浅間高原自動車テストコース」だった。
1周9.351kmの火山灰と砂利から成るコース。
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現在の航空写真と照らし合わせると、名残がよくわかる。
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大部分は牧草地になっているが、西端の一部は「アサマレースウェイ」というクロカンコースとして今も残っている。

浅間牧場の手間を右折すると、まもなく左側に入り口があって、すぐにドロドロガサガサのダートコースだった。
この日も練習走行が行われていた。
ここが、当時のホームストレートだ。
まあ、よくこんなところで二輪のレースをしたものだと思う。(笑
モトクロスじゃなくて、耐久レースだからね。
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当時は、雨が降らなければ硬めのダートコースだったようだ。

この中に入っていくと記念碑があるらしいのだが、ロードバイクではこの辺りまでが限界。
外に出て道路に戻り、少し先に行くと、当時のコースが一望できたであろう草原の風景が広がっている。
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道路の一部も、コースだったところが使われている。
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ここは、『汚れた英雄』を読んだ人には特別な意味をもつ場所だ。
物語の冒頭、若き主人公の北野昌夫が初めて出場するのが、浅間火山レースなのだ。

素晴らしい環境にある高原コースだけど、メーカーの急速な減少などから舗装までたどり着かず、1962年に鈴鹿サーキットが完成すると役目を終えた。
でも、二輪車に乗る人間で、日本の二輪ロードレース発祥の地である「浅間火山レース」を知らない人はいないだろう。
世界を圧巻した日本のオートバイの歴史は、ここから始まったのだ。
まさに、「兵ども」の「夢のあと」だった。

常設のサーキットは、実はここが2番目だという。
日本初の常設サーキットは、昭和初期、多摩川河川敷にあった「多摩川スピードウェイ」だ。
おっと、その話はまたこんど・・・。

一応の目的を達成した満足感の中、遅めのランチ。
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なんだか南米好きな主人がやっている店で、ケーニャの音色をBGMで聞きながら食べた「煮込みハンバーグ」はとても美味かった。
ロマンチック街道を長野原へ。
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この辺もいいとろこだな・・・。
長野原まで来ると、草津まで10kmくらい。
せっかくだから寄っていくか、ということで、渋滞する街道を登っていった。
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のんびり湯につかって泊まりたくなる。
よさそうな宿が立ち並ぶ温泉町は人であふれていたけど、聞こえてくるのはほとんど中国語だった。
箱根や日光もそうだけど、外国人観光客がほんとうに増えた。
ま、いいことだーな。

長野原まで戻り、ロマンチック街道を沼田へ向かった。
八ツ場の道の駅でソフトクルーリームを食べながら展示物を見ていたら、そういえば民主党政権時代に前原さんが中止するのしないのともめていたことを思い出した。
1967年に着工したダムは、結局2020年に完成するらしい。

コーヒーを飲みに寄ったセブンイレブンの裏手には、心を和ませる田園風景が広がっていた。
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沼田から関越道、高崎から北関東道で佐野へ。
藤岡から先の関節道を走るのは、かなり久しぶりだった。
赤城高原のパノラマには感動。群馬県も奥が深い。

本来は、昨晩佐野に泊まって今日は足尾から日光を回り、宇都宮から東北道で帰ろうと思っていたのだが、間違いなく渋滞の中を1日走ることになるので取りやめ。
皆で夕食を食べてから、8時すぎには帰路についた。
佐野から東北道、首都高は別料金になるので川口から外環で大泉に抜けて、朝来た環8を戻り、10時ジャストに帰宅。
走行距離は508km、高速代は1日でも半額以下になった。
うっしっし~得した得した。アホか。

次は寒くなる前に、常磐道・東北道コースでんな。


追記:
youtubeに、1958年と1959年に開催(1959年は全日本大会と同時開催)された民間レースである「クラブマンレース」の素晴らしい映像があった!


これは、マシンの性能よりもライディングテクニックがものを言うな。
ぬかるみの世界。(笑
1960年以降、マシンの急速な高性能化により、ここでの開催は危険と判断されて舗装路の鈴鹿サーキットに舞台を移したというのも、よくわかる。
日本製オートバイの黎明期を見ることができる貴重な映像だ。



by grid303 | 2017-10-09 10:51 | Motorcycle | Comments(0)


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