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徒然な視点

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by yoshiaki sato

FOLK SONGS

 NHKの第38回思い出のメロディー 「あなたの青春がここにあります」を観た。

今まで、この手の番組は対象年齢が自分よりも大分上だったので、あまり観ることはなかったのだけれど、
今時、NHKホールでのムード歌謡ライブも面白いかも…、と思い、チャンネルを合わせてみるとばっちり
ハマってしまい、最後まで観てしまった。
自分も「思い出のメロディー」が面白いと感じる年齢になったのかと微妙な想いもあったが、昭和40年代の
曲が中心になっていたので、サブタイトルに嘘はなく、本当に青春があった。(笑

電飾や階段セットといったキラキラの日本的(というかNHK的)正統派歌謡ショウの舞台セットも久々に
堪能させていただき、相変わらず安定感抜群の宮史郎の顔や、87歳の「ばたやん」の元気な姿も
楽しませていただいた。
前半は、こういった歌謡ショウ路線に秋吉久美子が始めてのステージ司会をするという、台本を作る人間と
ディレクターが少し苦労しそうな展開で進んだ。

ニュースをはさみ、後半はなんとフォーリーブスの板付から「ブルドッグ」が始まった。
あれ?いいんだっけ?と一瞬考えてしまった。(笑
NHKが寛容になったっていうことね。いいことです。
そしてフォークソングのコーナーへと進行していった。
これがなかなか良かった。
(あっ、宮川泰コーナーで佐々木功がアニメ映像をバックに歌った「宇宙戦艦ヤマト」も、もちろん良かったの
ですが。宮川泰さんの曲だったということを今日知りました。)
シモンズの「恋人もいないのに」は期待はずれ……。なつメロ番組にはありがちだが、やはり声がでていないと
聞いていてつらくなる。

今日のMVPはベッツィ&クリスの「白い色は恋人の色」だった。
クリスさんはハワイで先生をやっているとかでいなかったのだが、ベッツィさんと娘のエマが二人で
当時と変わらぬ透きとおったコーラスをライブで聞かせてくれた。
ハワイらしくフラの柔らかいアクションをとても押さえ気味に少しだけ交えて、北山修&加藤和彦の青春世界を
優しく再現してくれた。
「涙がでそうだ……」
(そう言えば、若大将がスミちゃんの前で「君といつまでも」を歌うシーンもあった。)
数年前に聞いた中澤裕子と市井紗耶香のバージョンもなかなか良かったことを思い出す。
それにしてもいい曲を作ります。

ゴダイゴの再結成ステージを見逃したのは残念だった。
"Galaxy Express 999" 聞きたかったなあ……。

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by grid303 | 2006-08-12 23:20 | Music