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徒然な視点

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by yoshiaki sato

11作目のTR

 このところ、とてもひさしぶりにPCゲームをやりこんでいた。
2013年に登場したトゥームレイダーの第11作目となる『TOMB RAIDER 2013』が3000円台で売っていたのでGET。
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1996年(だっけ?)の1作目からすべてプレイしてきて、前作の"UNDER WORLD"からはもう7年ほど経つ。画質の進化がすごいというふれこみだったので楽しみな反面、今のPCはゲーム用マシンになっていないので、最新ゲームは難しいだろうと心配もあった。

ゲームの画質は、LOW、NORMAL、HIGH、ULTRA、ULTIMATEと5段階のプリセットがある。なにしろ推奨スペックのCPUがクアッドコアなのに、こっちはデュアルコアの8500。だけど、グラフィックがGTX-650(1GB)で、そこそこのパワーを発揮してくれたので、ULTIMATEの画質も見ることができた。
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いつも新作のPCゲームをやると思うけど、ここまできたか!って感じ。
これ、ムービーの画像じゃなくてゲーム中の画像、というかムービーとゲーム部分がシームレスになって、なんといっても驚くのは、Laraの髪の毛が1本1本描かれていて風になびく柔らかさ。アップのシーンでは肌の質感まで再現される。
それが動かせる。
もう、火や煙や水は実写レベルが当たり前。
だけど、さすがにULTIMATEではカクカクしてしまってゲームの進行は無理。HIGHに落とすとサクサク動く。髪の毛の1本1本は再生されないが、それでも十分な高画質でゲームができる。
PS4用はULTIMATEレベルになっているようだ。
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歴代ゲームのLaraが集合したすばらしい画像。
WINDOWSの歴史というか、PC GAMEグラフィックの歴史をふり返るようで面白い。
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これが1999年の『TOMB RADEREⅢ』。
このシリーズの面白さを世に広めた名作だった。

今作のゲーム内容はというと・・・
まあ、アドベンチャーとしては面白いんだけど、歴代TOMB RAIDERのアクションや謎解きを期待すると裏切れるかもしれない。難易度も低くなっていて、ウォークスルーを見なくてもなんとかクリアできるレベル。開発陣も「今までのTRは忘れてください」と言ってるくらいだから、新しいシリーズの始まりってことでいんじゃないのかと……。

残念だったのは2点。
ひとつは、Laraが汚い。(笑
洞窟や森や汚い流水の中を進んだりするのでLaraの顔や体が汚れるのだが、画質がリアルなだけに汚ーく見える。悪者を撃ったときの返り血も(撃たれた体から噴き出す血液は黒い液体っぽく描かれている)。きれいな顔が見れるシーンをもう少し作ってほしかった。
もうひとつは、歴史的な考察。
今作は、スクエニのプロデュースで、制作はおなじみのEIDOS。
舞台となるのはなんと邪馬台国で、卑弥呼の名も出てきたりする。
設定としては面白いのだが、卑弥呼は3世紀初頭の話だから仏教伝来前なのに神殿には仏像がでてくるし、壁画に描かれた卑弥呼は浮世絵の江戸風女だし、神殿を守る怨霊兵士は鎧をつけた戦国スタイル。
もう、時代設定が滅茶苦茶。(笑
いかにも日本のことを知らない西洋人が描く日本になっている。
クレジットにはスクエニの日本人の名前も多勢出てくるのになにをやってんだ?
歴史考証アドバイザーくらい送り込める関係を築け!!
GAMEのファンタジーとしてみれば別にこだわることでもないのかもしれないけど、だったら邪馬台国だとか卑弥呼などという名称は使わないほうがいい。
設定が面白いだけに残念だった。

とはいえ、これはこれで十分にGAMEを楽しめる時間を作ってくれた。
今年の末にはこのシリーズの2作目が出るらしいので、なんとかPCをアップグレードしたい。
そろそろHDDの情況も心配だし。
今、作るんだったらHDDはやめてSSDなんだろうな。
でも、1TBで4万はまだ高い。2万で買える500GBのSSDとデータ用のHDDを装備して3万ていうのもハンパな感じ。
来年まで様子見かな・・・。
でもそんなことを言ってるとPCはいつまで経っても組めないんだな。これが。
悩ましいところ。
by grid303 | 2015-07-08 10:18 | Others