鈴ケ森
2009年 12月 20日
かつてこの刑場で最初に処刑されたのが慶安事件の丸橋忠弥だったことを思い出し、丸橋さんには
近々本の仕事でお世話になりそうなので、手を合わせていくことにした。
せっかくだったら線香を持ってくればよかったと思った。
東海道添いの品川宿のはずれにあったこの刑場では10万人以上の人間が処刑されたという。
しかし、火炙りの刑というのも、生きている人間を焼いて、それを見物人に見せるっていうんだから凄い。
後に移動されたものらしいが、火炙りに使った柱を立てていた礎石が残されている。
ほんの140年前、自分が生まれる90年前まで使われていたことを思うと生々しい。
帰りに大森の麺矢龍王で「一三五チャーシュー」を食べた。
同じ暖簾を出していても武蔵小山の方が美味い気がした。
なんか店内が暗くて地味な気分になる。